画竜点睛

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画竜点睛という言葉がある。
画竜点睛(がりょうてんせい)
【意味】 物事を完成させるために最後に加える、最も重要な部分のこと。また、その最後の仕上げによって全体が引き立ち、完璧なものになることのたとえ。
【由来・解説】 この言葉は、中国の梁(りょう)の時代の画家、張僧繇(ちょうそうよう)にまつわる故事に由来する。
また、画竜点睛を欠くという言葉もある。
画竜点睛を欠く(がりょうてんせいをかく)
【意味】 全体としてはほぼ完成しているものの、最も重要な点、核心となる部分が抜け落ちているために、完全とは言えない状態のこと。最後の詰めが甘いために、いまひとつ物足りなさや不完全さが残るさま。
【解説】 「画竜点睛」が物事を完璧にするための最後の最も重要な仕上げ(竜の絵に最後に瞳を入れること)を指すのに対し、「画竜点睛を欠く」はその重要な最後の仕上げ、つまり「点睛」が欠けている状態を表す。
AIはさながら竜のごとく、人間の仕事はどんどん変容して言っているが、"点睛" 、すなわち、作品に魂を込めるという部分については変わらないであって欲しいなと思うし、僕自身も魂のこもった仕事をしていきたいなと思った。